発症当日

やぁやぁどうもどうも書くことがだんだんと纏まってきたねぶたですどうもこんばんわ。

というわけで、何を書いたら良いのかイマイチ解っておりませんでしたが、とりあえず発症したその日の詳細を書いてみようかなと思いPCの前に座りました。


その日は、軽く飲んでホテルに戻りボンヤリとYouTubeの好きなチャンネルを見ていました。

すると、どう表現したら良いのか解りませんが、音が聞こえにくいというのか…なんというかあたりがとても静かになったような…そんな気がしたのを覚えています。

そして次に来たのは強烈な眠気。

もう眠くて仕方ない。とりあえずまずはシャワーを浴びようと思い、風呂場に向かいます。

浴槽のヘリを跨いで越えようとするも、いつもなら何の苦労もなく跨げるのに、その時は脚がイマイチ上がらない。

この時は「あぁ、疲れているんだなぁ」くらいにしか思わなかったんです。

シャワーを浴びて、身体を拭いて髪をドライヤーで乾かしてバタンと倒れこむように眠ってしまいました。



…翌朝、一応時間通りに目覚めてチェックアウトをしようと思いフロントに向かいます。

この時に異変に気付きます。

言葉が出てこない。「チェックアウト」をしたいのに「チェックアウト」という言葉が出てこない。

俺「あぁ、えーっと、あのー」
フロントマン「チェックアウトでございますか?」
俺「あぁ、そうです。それ」

というやり取りで無事チェックアウトを終えてホテルを出発。


そして車を運転してお客さんのところに到着。お客さんと話をし始めたんですが、「あー」とか「うー」が多すぎて相手が不思議そうな顔をしています。

お客さん「ねぶたさん、なんか調子悪そうだけど、大丈夫?」
俺「え?あー…えーっと………ダメかも知れません…はは…」
お客さん「ちょっと救急車呼ぶわ。絶対その方がいい。その感じ、絶対脳に何か起きてるよ」

と、そのまま運ばれた病院に緊急入院してしまいました。

CTを撮影するも特に何も映らず…

医者「んー、CTでは何もそれらしいものは映らないようなのでMRIを撮りますか」

とMRIを撮影したところ


医者「あー脳梗塞起きてるね。これはすぐに入院しないとダメです。ご家族とか会社の人とか、連絡とれますか?」

付き添いで来てくれていた先ほどのお客さんが会社には連絡を入れてくれて、家族には自分で連絡を入れました。

妻にメールで「脳梗塞になりました。緊急入院でしばらく入院になります」
と伝えると、イマイチ内容までは覚えてませんがすぐに電話があり、病状の説明と必要なものを送って欲しい旨を伝えました。妻はとても冷静に対応してくれたと思います。

と、発症当日から翌日の入院に至るまでの経緯はこんな感じだったかと思います。当時のことはアヤフヤな部分も多くて正確かどうかは分かりません。

とりあえず、そんな感じだったとだけ記憶しています…

今思えば、あたりが急に静かになったように感じたのも、強烈な眠気も、浴槽のヘリを跨ぎにくかったのも、すべてが脳梗塞の症状だったのだろうと思いますが、独りでホテルの部屋にいて

「あ、これはマズい。救急車を呼ばないと」

とは思えないですよね。

この時に「慌てて病院に行っていれば、今の苦しみはなかった」とも思いますが、そんなのは後の祭り。
この時はそういう考えには行きつかなかった。そういう現実が転がっているだけです。

さて、入院中のもろもろのお話はまた書きます。おやすみなさい。

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